ドリブルと狙いを定めたパス
ドリブルと狙いを定めたパス |
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目的
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マテリアル
- マーカー2枚
- ポール3本
- コーン4個(赤色2個、黄色2個)
- ボール数個
準備
- プレーエリア:30×30メートル
- プレーヤー:10名
- 所要時間:8分
- セット数:1セット
- マテリアルの配置:図のように配置
概要 | 第二の目的 |
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障害物間を抜けるドリブルとトレーナーの指示に狙いを定めたパス |
サイコキネティック, パス |
オーガナイズ
一直線上に2つのマーカーを、間がおよそ30メートルとなるように置きます。一つ目のマーカーから10メートルの所に、3本のポールを使用して約5メートルほどのスラロームのコースを作成します。
直線に対して対角線の場所に、間を約20メートルほど空けて2つの目標(コーンを使用して)を設置します。スタート地点のマーカーの近くにいくつかボールを置いておきます。トレーナーはゴール地点となるマーカーと2つの目標間にあるラインの中央との凡そ中間と想定される場所にポジションを取る(図参照)。
ルール
- トレーナーの合図で、プレイヤーはボールを保持してポールのスラロームへ向けてダッシュします。
- スラロームをクリアしたら、ボールをキープを維持しながら再び最後のマーカーまでダッシュします。
- 最後のマーカーまで到達したら、常にボールドリブルをしながら、トレーナーがいる場所へ向かって切り返してそこへダッシュします。
- プレイヤーが到達したら、トレーナーはどちらの実にゴールに狙いを定めるかどうか腕で指示をします。
- トレーナーからの指示を受けたら、プレイヤーはその指示を受けたミニゴールに狙いを定めてパスをします。
- パスが終わったら、プレイヤーは素早くボールを回収してスタート地点へと戻ります。
バリエーション
- ボールドリブルを片足だけでさせます。
- ボールドリブルを足のある部分だけで行わせます。
- 苦手な足でパスをさせます。
- パスを足のある部分だけで行わせます。
- 腕の位置ではなく、狙うべきコーンを色で指示します。
コーチのポイント
- ボールドリブルは基本的です、プレイヤーが常にボールをコントロール下におけるように声かけをしましょう。
- ボールドリブルの間は常にボールにタッチしましょう、足の感覚やボールコントロールの感覚を向上させてくれます。
- 中断することなく、例えば10人の選手で行えば、このトレーニングはフィジカルの観点からも良いトレーニングとなっています。
- パスは正確な専門動作として行わなければいけません。
- 2つの目標のうちどちらか一つに狙いを定めるということで、プレイヤーは正しい刺激を判断し、それに準ずるプレーを選択する力を養うことになります。