狭いプレーエリアでの5対5
狭いプレーエリアでの5対5 |
||
目的
|
||
- マーカー10個
- ボール
- ビブス5つ(図中では赤)
- プレーエリア:30×30m
- プレイヤー数:10人
- 実施時間:15分
- セット数:5セット×2分:セット間休憩1分(2人1組になってリフティングを行わせるなどの行動的な休憩を行わせる)
概要 | 第二の目的 |
---|---|
ボールポゼッションと高いインテンシティーの中でのパス交換向上のための、5対5のスモールサイドゲーム |
予測, 周辺視界, 持久力, クイックネス(俊敏性), ボディコンタクト, マークを外す, パス, インターセプト, モビリティ(連動性), 4対4, トライアングルでボールポゼッション |
マーカーを用いて30×30mの四角形を作成する。四角形の中の、対角となる2つの隅にそれぞれ3×3m四角形を作成する。それぞれの小さい四角形の中に、各チーム1人ずつプレイヤーを立たせる。その2人のプレイヤー(図中では赤と白のプレイヤー)はボールポゼッション中その四角形の中から出ることが出来ない。大きい四角形の中に、赤と白のチームに分けたプレイヤーをそれぞれ4人ずつ配置する(図中では、赤プレイヤー4人と白プレイヤー4人)。各チーム1人ずつのリターン要員を持った5対5のボール回しを行う。
- コーチがフィールド内にボールを投げ込むことでトレーニングを開始する。
- ボールを持っている方のチームは、コーチに決められた数のパス(例えば3本)を行った後で小さい四角形の中にいる味方プレイヤーにパスを行うことでポイントを獲得する。
- ポイントを獲得する度、相手チームにボールを渡す
- ポイントを取られてしまった側のチームのボールポゼッションから再びトレーニングを再開する
- 最終的に、よりポイントを獲得したチームの勝利となる
- ポイントを獲得するためには、小さい四角形の中にいる味方プレイヤーにパスをしなければならず、コーチによって指定された本数のパスを通す前にそれが行われた場合は、ポイント獲得として認められない。
- フリータッチ
- 毎セット後、小さい四角形の中にいるプレイヤーを各チームごと交代させていき、その交代方法によって全てのプレイヤーが小さい四角形の中の役割を行うようにする。
- 小さい四角形の中にいるプレイヤー達をフリーマンとして扱い、ボールポゼッション側であればどちらのボール回しに参加することができる。
- 小さい四角形内以外のプレイヤー数を増やす:5対5+リターン要員
- 小さい四角形内のプレイヤーとワンツーを行った時のみ、ポイントを獲得出来る
- スリータッチ以内でプレーさせる
- プレイヤーの能力や年齢、トレーニングの意図するところによってプレーエリアの広さを変える
- ボールポゼッション能力とプレイヤー間の相互影響を高めるため、トレーニング中、プレイヤー間のコミュニケーションを頻繁に取らせる
- ボール回しをより速いスピードで行わせながら、トレーニングを高いインテンシティーの中で行わせる:テクニックと認知能力への刺激
- エアロビクス、持久力、実施スピード、思考速度の観点からも、ボールポゼッションのインテンシティーの高さを持続させる