頭を使うフィニッシュの要素を取り入れた1対1
頭を使うフィニッシュの要素を取り入れた1対1 |
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目的
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- コーン5つ(赤3つ、黄色2つ)
- マーカー3つ(青、赤、黄色)
- ゴール1つ
- ボール数個
- プレーエリア:25m×15m
- プレイヤー:10人+キーパー1人
- 所要時間:10分
- セット数:4分×2セット(インターバル2分)
概要 | 第二の目的 |
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集中力やプレースピードをトレーニングに最適なサイコキネティクストレーニングです。頭の回転の速くし個人能力を鍛えるトレーニング。プレイヤーはコーチの指示の後、1対1をする。 |
スピード, サイコキネティック, ボール扱い, フロントドリブル, フィニッシュ, マークにつく, フィジカルコンタクト |
写真にあるようにマーカー3つを使い一辺5mの正三角形を作る。正三角形から15mゴールに対して垂直に作る。ゴールの脇5mにコーン2つを斜めに置きゴール(長さ1m)を作る。写真にあるように三角形から5mのところにコーン1つを置きスタート位置を作る。それぞれのゴールをA, B, Cとし、プレイヤーを2つに分ける。1つ目のグループはコーンの横から、もう1つのグループは正面のゴールの裏に分かれる。
- コーチはマーカーの色とA, B, Cいずれかを連続して叫ぶ。順番に言うことでプレイヤーにダッシュするマーカーの順番を示し、3つのアルファベットはどのゴールにシュートすればいいかを示す。
- コーチがそれらを指示した後、2人のプレイヤーがプレーを始める。
- 三角形から出た後、コーチはプレイヤーはコーチからパスをもらい、コーチから指示のあったゴールに向かい1対1をする。
- 終わったら、オフェンスとディフェンスを交代する。
・例
- コーチはマーカーの順番とアルファベットをうまく使う。例:黄色、青、赤→A
- プレイヤーはその順番通りにマーカーにダッシュする。
- コーチからボールをもらい、ゴール裏から出てくるプレイヤーとAのゴールに向って1対1。
- 1対1を終えたらポジションを交代する。
- コーチからのボールもらわず、青のマーカーにボールを置き、ドリブルをして1対1をする。
- このトレーニングでプレイヤーのゴールへの集中力、注意力の向上ができる。
- 一定のリズムで休憩を挟まずにすれば、トレーニングでさらなる能力の向上が期待できる。
- シーズン中に取り込むことが望ましいトレーニング。
- オフェンスが意識すること:
1対1になるとき、ボールを受ける場所とファーストタッチはゴールに向かいやすい場所でなければならない。
理想的なオフェンス:速いドリブル
相手ディフェンスの弱点を突く
常にひざの真下にボールあるようキープする。
動きを鈍くさせず、フェイントを入れるようにし、ディフェンダーに自信を与えない。
- ディフェンダーが意識すること
相手との距離を縮めながらボールとオフェンスをゴールの真ん中にポジションをとる。
相手をタックルでエリアの外側に追い込む。
相手の聞き足でないほうを見抜き、その足を使わせるポジションディフェンスをする。
待機している他のプレイヤーを休ませるために、ボールホールダーのプレーを遅らせる。
タイミングを見計らい、ボールを奪う。