インテンシティとプレスをテーマにした試合 | YouCoach Skip to main content

インテンシティとプレスをテーマにした試合

インテンシティとプレスをテーマにした試合

 
目的
マテリアル
  • フィールドを作るためのマーカー
  •  試合用のゴール2つ
  • ビブス10枚(図中では赤)
  • ボール
準備
  • フィールド 25×35m
  • プレイヤー22人(フィールドプレイヤー20人+キーパー2人)
  • 総実施時間 24分
  • セット数:3分×6セット(毎2セットずつ2分の休憩)
概要 第二の目的
コンディショナル能力, トラップ, マークを外す, パス, フィニッシュ, 正しいポジショニング, マークにつく, フィジカルコンタクト, モビリティ(連動性), プレッシング
オーガナイズ

横幅25m×縦幅35のフィールドをマーカーで作る。短い方の両辺に1つずつゴールを置く。ビブスを用いて22人のプレイヤーを、それぞれフィールドプレイヤー10人ずつの2チームに分ける(図中では、赤チーム対白チームに分かれている)。フィールドの中で5対5を行う。残りのプレイヤーは、相手チームの長い方の両辺上の相手ゴールの1番近くに、それぞれプレイヤーがふたりずつ居るように、且つ、それぞれ2つのチームの選手が入り混じる様に並ぶ(図の様に)。

概要
  • 5対5のゲーム形式。横の辺に立っているプレイヤー達はリターンを行う。
  • 3分後、中にいるフィールドプレイヤーはダッシュで外に出て、リターンをしていた外のプレイヤー達はダッシュで中に入り、直ぐに5対5の試合を再開できるポジションを取る(中の選手と外の選手が入れ替わる)。
  • ボールを持っていない方のチームは、相手チームからボールを奪うために継続的かつ激しくプレスを行う。
  • 連続して2セット行った後、全てのプレイヤーは2分間の休憩を行う(つまり、6分間の連続したゲームと2分間の休憩を3回行うことになる)。
ルール
  • フィールド内のプレイヤーは3タッチ以下でプレーする
  • フィールド外でリターンを行うプレイヤーはワンタッチでプレーする
  • ゴールが決まった後は、点を取った方のキーパーボールからリスタートする
バリエーション

1.ボールポゼッション側の味方のみ出来るフリーマンを1人加える(数的有利を作る)

 2.フィールドの縦の辺だけでなく、横の辺にもリターンをするプレイヤーを置く(横からだけでなく、深い位置からもサポートする)

 3.ゲーム時間と休憩時間を、スピードへの対抗や爆発力、抵抗力、フィットネス能力など、それぞれどの能力のコンディショニングに重点を置くかによって変えていく。

コーチのポイント

・守備側のチームに、継続的にプレッシングを行わせる。

             ・動き続ける中でボールを受けるための有効な動作

             ・数的優位の状況を活かすため、外にいるプレイヤー達を上手く活用させる

             ・守備側のチームにパスコースを遮られない様に、ボールを持っている方のチームが常に高いテンポでボールを回す様に意識させる

             ・言語を介したコミュニケーションはサッカーにおいて非常に大切である為、練習中に、ボールポゼッション側(例えば、マークを外す動きをする時)と守備側(例えば、相手プレイヤーへのマークやインターセプトをする時)に関わらず、積極的にプレイヤー間でコミュニケーションを取らせる。

             ・1対1のデュエルの局面でのテクニックや個人戦術面のこと(ドリブル、フェイント、マークを外す動き、タックル、1対1の間合い、ボール保持者に距離を詰めるためのダッシュ、プレッシング、マーク…etc)をプレイヤーたちに考えながら行わせる。

Autore

| テクニカルディレクター(常駐)

学歴:

ヴェローナ大学 スポーツ運動科学部 卒業

(専攻:スポーツ活動における指導方法論と成長期の身体と運動の発育)

指導歴:

2001年~2009年 ACキエーヴォ・ヴェローナ

2009年~2010年 エラス・ヴェローナFC(基礎部門責任者)

2012年     ACミランアカデミー部門

2012年     ACミランスクール大分(テクニカルディレクター)

2012年     ACミランスクール千葉(テクニカルディレクター)

資格:

欧州サッカー連盟(UEFA)公認B

フィジカルトレーナー

アスレティックトレーナー

関連コンテンツ

  • アジリティハードルからのシュートレース

    マーカーを使用してハーフウェーライン上に図のようなスタート地点を作っておきます。次に各列のコースにはハードルを4個、そしてポールを4本セットします。各列に選手を振り分けたら、コーチは自分の後ろ(2列の間あたり)...

  • ボールキープとドリブルのサーキットトレーニング

    マーカー4つ使って15 mの四角を作る。各角の前にポール2つをクロスさせて配置して相手に見立てる。真ん中の四角にはポールを一つ設置する。9選手を各角に配置する。(一つの角から3人スタート).  ...

  • スモール サイド ゲーム 「ヘディング」

    3vs3、4vs4、5vs5など、グループの人数次第でプレー人数の調節可能。 コーン4個でプレーエリアを区切っていきます。人数次第でピッチサイズも変えましょう。 両側にミニゴールをセットしたら準備完了。ボールは常にコーチから出します。

  • 5対2 - 3チームによるボールポゼッション

    約42 x 15 mのピッチを作成。 ピッチを三つのゾーンに分ける。 両サイドのゾーンは20 x 15 m、中央のゾーンは2 x 15 mに設定。サイドのゾーンに、ボールありで5人の赤チームのプレーヤーと2人の黄色チームのプレーヤーが入る...