クーバーコーチングの動作‐"ドラッグ・プッシュ"
クーバーコーチングの動作‐"ドラッグ・プッシュ" |
||
目的
|
||
マテリアル
- マーカー9枚
- ボール数個
- ビブス数枚
準備
- プレーエリア:40×60メートル
- プレイヤー:16名
- 所要時間:14分
- セット数:5分×2セット(2分のアクティブレストを挟む)
- マテリアルの配置:図のように隣り合わせになるように20×30メートルの4つのゾーンを作る
概要 | 第二の目的 |
---|---|
クーバーコーチングで利用されている動作の概観:”ドラッグ・プッシュ” |
コーディネーション能力, ショートパス, 守備におけるバランス, クーバー・コーチング |
オーガナイズ
20×30メートルの4つの格子型を作る。どのゾーンにも、2人のオフェンス(ボールを持って)と、ボール保持者へ軽くプレッシャーをかける2人ディフェンス(赤色)を配置する
概要
フェイント”ドラッグ・プッシュ”
- 相手を見ながら、足のインサイドで体の前を通してボールを引き付ける
- その後、同じ足のアウトサイドを用いて素早く反対側へボールを動かす
- 相手の完全に向こう側へボールを流して、抜き去るまで加速する
ルール
- ボールを持ったプレイヤーは、自分のエリア内でスペースを動きながら、ボールポゼッションをする。
- ボールを持っていないプレイヤーは、長方形の中を動きながら、抑え目にプレスをかける
- コーチの合図で、ボールを持ったプレイヤーは、ディフェンスのうちの1人にパスをする。図では"A"は"B"へパス。
- ボールを受ける"B"は、”ドラッグ・プッシュ”(上で説明した)を行う
- 手順を繰り返す
バリエーション
- ディフェンスは、ボールを奪えるようにアクティブなディフェンスをすることができる
- 毎回別のプレイヤーに対してフェイントもかけながら、エリア内でボール1つにして、オフェンス同士でポゼッションをシミュレーションする
- 同じルールでやるのだが、コーチの合図で、時計回りにプレーエリアをチェンジする。1周終えたところでトレーニング1回終了
コーチのポイント
- 視野を広くするために、頭を上げてプレーするようにアドバイスする
- 幅を広く、スペースへの動きを利用しながらプレー
- バランスに注意しながら、動作の実行スピードを上げ正確に行う