3対2の状況下でのCFによるパス | YouCoach Skip to main content

3対2の状況下でのCFによるパス

3対2の状況下でのCFによるパス

 
目的
マテリアル
  • マーカー4つ
  • ボール
  • 正規のゴール1つ
  • ビブス2つ(図中では赤)
準備
  • プレーエリア:30×30m
  • プレイヤー:7人(フィールドプレイヤー6人+キーパー1人)
  • 実施時間:14分
  • セット数:6分2本(セット間休憩1分)
概要 第二の目的
簡略化された、ゴールへシュートを打つためのCFの壁パスと3対2の状況
周辺視界, テクニカルジェスチャー, マークを外す, フィニッシュ, 守備における個人戦術の原則, 攻撃における集団戦術の原則, 3対2, ゴールへの攻撃, 壁パス, カウンターアタック, スルーパス
オーガナイズ

4つのマーカーを用いて、ゴールラインを活用しながら30×30mの四角形を作成する。プレーエリアの中に、3人のオフェンスプレイヤーをそれぞれオフェンスA、B、Dとしながら配置する。同じく2人の選手を、白いビブスを着用させてディフェンスプレイヤーとしてプレーエリア内に配置させる。ゴールんお反対側に、ボールを持ったもう1人のオフェンスプレイヤーをオフェンスCとして配置する。ゴールマウスにキーパーを、ディフェンスチームの一員んとして1人配置する。

概要
  1. プレイヤーBのチェックの動きに合わせ、プレイヤーCはパスを出す。
  2. パスを受けたのちプレイヤーBはプレイヤーCにリターンを行い、左右どちらかに向かって“半月の動き”を行う。それに伴いプレイヤーAとDはプレイヤーBの動きに合わせてプレーエリア中央へと侵入する(プレイヤーBと逆の動き)。
  3. プレイヤーCは3人の味方プレイヤーお動きを観察し、プレイヤーBがアタックした方向と反対に位置しているプレイヤーに向かってパスを出す(例の中では、プレイヤーAへスルーパスが出されている)。
  • このメニューは、オフェンスプレイヤーがディフェンスによって能動的に守備をされる前にできる限り速くシュートを打たなければいけない3対2の状況下で行われる。
  • セット間中、メニューは絶え間なく行われ続け、毎回オフェンス陣は開始ポジションをローテーションしながら行う。
ルール
  • 毎ターン後にオフェン陣のポジションをローテーションさせる
  • オフェンスプレイヤーによるシュートかボールがプレーエリア外に出る。又はディフェンス陣によるボール奪取によってそのターンの終わりとする。
  • フリータッチ
バリエーション
  • ディフェンス側がそのターンを終わらせるためには、ボール奪取の後にゴールラインと反対方向に位置するラインをドリブルで超えなければいけない
  • ディフェンス陣がそのターンを終わらせるためには、ボール奪取の後に、キーパーにパスを出さなければいけない
コーチのポイント
  • プレイヤーAが足元でボールを受けたい際には、“短く!”と叫ぶ事によってその意図をパサーに伝えさせる
  • 味方プレイヤーの動きをしっかりと観察し、その動きに伴って自分の動きを決めさせることで、全体として連動性のある動きをさせる(常にパサーが3つのパスコースを持てる様に動かせる)
  • ターン間の休憩時間を出来るだけ短くさせる

Autore

| テクニカルディレクター(常駐)

学歴:

ヴェローナ大学 スポーツ運動科学部 卒業

(専攻:スポーツ活動における指導方法論と成長期の身体と運動の発育)

指導歴:

2001年~2009年 ACキエーヴォ・ヴェローナ

2009年~2010年 エラス・ヴェローナFC(基礎部門責任者)

2012年     ACミランアカデミー部門

2012年     ACミランスクール大分(テクニカルディレクター)

2012年     ACミランスクール千葉(テクニカルディレクター)

資格:

欧州サッカー連盟(UEFA)公認B

フィジカルトレーナー

アスレティックトレーナー

関連コンテンツ

  • アジリティハードルからのシュートレース

    マーカーを使用してハーフウェーライン上に図のようなスタート地点を作っておきます。次に各列のコースにはハードルを4個、そしてポールを4本セットします。各列に選手を振り分けたら、コーチは自分の後ろ(2列の間あたり)...

  • ボールキープとドリブルのサーキットトレーニング

    マーカー4つ使って15 mの四角を作る。各角の前にポール2つをクロスさせて配置して相手に見立てる。真ん中の四角にはポールを一つ設置する。9選手を各角に配置する。(一つの角から3人スタート).  ...

  • スモール サイド ゲーム 「ヘディング」

    3vs3、4vs4、5vs5など、グループの人数次第でプレー人数の調節可能。 コーン4個でプレーエリアを区切っていきます。人数次第でピッチサイズも変えましょう。 両側にミニゴールをセットしたら準備完了。ボールは常にコーチから出します。

  • 5対2 - 3チームによるボールポゼッション

    約42 x 15 mのピッチを作成。 ピッチを三つのゾーンに分ける。 両サイドのゾーンは20 x 15 m、中央のゾーンは2 x 15 mに設定。サイドのゾーンに、ボールありで5人の赤チームのプレーヤーと2人の黄色チームのプレーヤーが入る...