5対2 - 3チームによるボールポゼッション
5対2 - 3チームによるボールポゼッション |
||
目的
|
||
マテリアル
- マーカー:ピッチを区切るの必要な枚数
- ビブス:10 枚 (赤:5 枚、緑:5 枚)
- ボール:数個
準備
- プレーエリア:42 x 15 m
- プレーヤー:15 人
- 所要時間:15 分
- セット数:3セット x 4 分(セット間の休憩、1分間)
概要 | 第二の目的 |
---|---|
プレッシャーがある状況でも数的優位を活かし、ボールポゼッションを行うシンプルなトレーニング |
コントロール・オリエンタート, マークを外す, パス, マークにつく, インターセプト, ボールポゼッションの向上, トランジション |
オーガナイズ
約42 x 15 mのピッチを作成。 ピッチを三つのゾーンに分ける。 両サイドのゾーンは20 x 15 m、中央のゾーンは2 x 15 mに設定。サイドのゾーンに、ボールありで5人の赤チームのプレーヤーと2人の黄色チームのプレーヤーが入る。もう一方のサイドのゾーンには、5人の黄色チームのプレーヤーが入る。中央のゾーンには3人の白のプレーヤーが入る。
概要
- コーチのスタートの合図で、赤チームは白チームを相手にボールポゼッションを開始する。5対2となる。
- ボールポゼッションを行うチームの目標は、相手チームにボールを奪われることなく5本連続でパスを成功させること。
- もし、ボールポゼッションしているチームがパスを5本通すことに成功したら、反対側のゾーンにいるチームにボールをパスすることができる。そうすると(イメージ図のように)中央のゾーンにいた2人のDFが、ボールを奪うためにそのパスが出されたゾーンに入る。
- もし、ボールポゼッションしてないチームがボールを奪ったら、中央のゾーンにいる3人の仲間がボールポゼッションをサポートするためにサイドのゾーンに入ってくる。ボールを失ったチームの3人は中央のゾーンに移動しなければいけない。残り2人のプレーヤーはその場に残り、DFになる。
コーチのポイント
- 相手プレーヤーを避けるために有効なポゼッションのためのトライアングルを作る。
- ネガティブ・トランジションに配慮する。ポゼッションを失ったら、仲間が移動している間にも素早くボールに一番近いプレーヤーがプレスに行く。
- プレーヤー間の距離に注意する。
- ボールを受けるときの体の向きに注意する。常にピッチの広い方が見えるような視野を確保する。
- 壁パスを使う。仲間にパスした後、もう一度ボールを受けるために空いているスペースに動き続ける。
- ボールを持っているプレーヤーに対して、いかなる時もパスコースを確保するために必要最低限の仲間がサポートに入る。(少なくとも前と後ろへのパスコースを作る)
- ボールホルダーに一番近いプレーヤーは、ボールを奪うために仲間と連携を取り、どのような形でボールにアプローチするかを選択する。
- 相手のマークを外し、いい形でボールを受けるための動きをプレーヤーに求める。
- プレーヤーの能力やカテゴリーに合わせてピッチの大きさを変更する。