GK用トレーニング: スクエア内でボールハンドリング
GK用トレーニング: スクエア内でボールハンドリング |
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目的
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マテリアル
- ピッチ準備用のマーカー
- プレーヤー1人ボール1球
準備
- プレーエリア: 15 x 15m
- プレーヤー: GK含めて10名
- 所要時間: 10分
- セット数:2セット x 2分プレー(2分アクティブレスト)
概要 | 第二の目的 |
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育成年代の上級カテゴリー対象のGKテクニックを鍛えるトレーニング |
コーディネーション能力, ウォーミングアップ |
オーガナイズ
15x15mのスクエアをマーカーで準備します。スクエア内ではボール1人1球持って全プレーヤースタンバイ。
概要
- スクエア内でGKが右手でボールハンドリング中に、コーチが手を叩いて合図を出したら相手を見つけて左手で胸に向けて同時にパス交換。
- 基本ルールは2つ。[1番] パス交換の際にはボール同士がぶつからない事、[2番] ボールを地面に落とさない事。パス交換の瞬間に[1番]の問題をプレーヤー同士でどう解決するかをコーチは観察しておく。(例:1名のプレーヤー向けて2球パスしてしまうケース)
- もしプレーヤー同士で解決策を見つけることが難しそうであれば、コーチが介入して改善に向かうアドバイスを。
- その後にルールをさらに1つ追加。[3番] パスする直前に味方の名前を呼び合う。味方を呼んだり、ボールを要求する事が試合中に求められることもGKの特徴です。[3番]を意識することで[1番]のルールの改善にもつながります。
- パス交換したら今度は反対の左手でボールハンドリング。合図があれば右手でパス。これを左右交互に繰り返します。
- コーチの合図は手を叩く代わりに拳を上げる事もできます。音が聞こえない代わりにGKは試合同様、注意力の維持と視野の確保が求められます。.
バリエーション
- パンチングでパス交換。これも右手、左手交互に。難しい場合は両手パンチングで代替可能。各カテゴリーのプレーヤーの出来次第でアレンジを変えてみましょう。
コーチのポイント
- 自分の体とボールをコントロールするコーディネーション能力を鍛える。
- 上記の目的から、下のカテゴリーのプレーヤーに関しては、GKだけでなく他のフィールドプレーヤーも参加できます。
- ミスを見つけて指摘するのではなく、楽しさを追求しましょう。
- ウォームアップにも使えるメニューとなっています。