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4-3-3システムの集団戦術

4-3-3システムの集団戦術

 
目的
マテリアル
  • ポール2本
  • ボール数個
  • ディフェンスにビブス2枚
  • ゴール1個
準備
  • プレーエリア:45×60メートル
  • プレイヤー:18人でトレーニングは行うが、今回の場合は省略したプレイヤーは省略記号で表す
  • 所要時間:30分
概要 第二の目的
4-3-3システムでの攻撃の動きの展開
フィニッシュ, 4-3-3, オーバーラップ, Muro
オーガナイズ

相手チームのディフェンスに入るセンターバック2人を除いた4-3-3システムに基づいてプレイヤーを配置する。つまり、センターライン上左側広いところに2人のフルバックと右側広いところに2人のフルバック、センターサークル内にセンターハーフ、左側4分の3のところにレフトウィングハーフ2人と右側4分の3のところにライトウィングハーフ2人、左側4分の3サイドラインのところに左ウィング2人、右側4分の3サイドラインのところに右ウィング2人、ペナルティーアークのところにセンターフォワード、センターバック2人とキーパー2人を配置します。2人いるポジションの所は交代でトレーニングをします。

 

ルール

  • 2人のゴールキーパーは交代でプレーする
  • サイドの低い位置の4人(右フルバック2人、左フルバック2人)はTD、TS
  • ウィングハーフ4人(右2人、左2人)はMD、MS
  • サイドの高い位置の4人(右2人、左2人)はED、ES
  • センターハーフ1人はCC
  • センターフォワードはPC
  • センターバック2人(異なる色のビブスを着けて)
概要

バリエーション1

 

 ルール

  1. CCはTDに図のようにグラーウンダーのパスを出す

  2. TDはボールに向かって近寄る動きをしてくるPCにボールをあてる

  3. PCはEDを越えて上がってくるMDに向けてスルーパスをする

  4. MDはクロスを上げる

 

 

この第一段階ではクロスを除いて、パスは図のように味方にグラウンダーのパス交換をしなければいけない。トレーニングの最初はディフェンスはキーパーを除いてパッシブに行うが彼らの存在の重要性を感じながら行う。

チームにバランスを与えるために、TS,MS,CCがセンターライン付近にとどまり、TDがこぼれ球を狙えるようにサポートの一に留まる最終的なポジションが重要である。ESはファーサイド、EDはペナルティーマーク、PCはニアサイドにそれぞれカットインしてきて、得点するために相手よりもキーパーよりも先にボールに触れるようゴールに向かっていく。チームがバランスよくプレーできるように5人が守備をして5人が攻撃をする形となっている。

最終的なポジション

 

バリエーション2

 

ルール

  1. CCはEDに図のようにグラウンダーのパスを出す。

  2. EDはボールに近づく動きをするPCへボールをあてる

  3. PCはEDを追い越してくるTDへスルーパスを出す

  4. TDはクロスを上げる

 

 

この場合もチームにバランスを与えられるようにTS,MS,CCがセンターライン付近にとどまり、MDがこぼれ球に備えてサポートの位置に留まる最終的なポジションが重要である。ESはファーサイド、EDはペナルティーマーク、PCはニアサイドにそれぞれカットインしてきて、得点できるように相手よりもキーパーよりも先にボールへ触れるようゴールに向かっていく。チームがバランスよくプレーできるように5人が守備をして5人が攻撃をする形となっている。

 

最終的なポジション

 

2つのバリエーションを取り入れたトレーニング

CCがボールをもってバリエーション1を行うところから開始する。ディフェンスはパッシブ。プレーが終わったらキーパーはすぐに、ブラインドとなっているサイドつまりクロスを上げたサイドとは反対のウィングのプレーヤーにボール(ボールをセービング、もしくは外に出てしまった後に手元にボールがない場合はゴールの中から新しいボールをとって)を出して、プレーを再開する

ウィングはその前のプレーで練習していないフルバックにボールをパスし、その選手はCCにボールを出し、CCは反対側のフルバックにボールを出す。この選手は再びCCにボールを返して、CCは反対側のフルバックにパスをして、同じバリエーションを反対側からもう一度再開する。

2週目の時は2つ目のバリエーションを行う。

バリエーション

このトレーニングは申し分なく様々な要素がある。それ自体が難化し、ダイナミズム習得に初歩のステップが再び必要となってしまうため、多くのバリエーションを取り入れるのは好ましくないだろう。

 

  1. 最初は試しとして手を使って何周かさせてみてもよいだろう
  2. アクティブなディフェンス
コーチのポイント
  • 主要目的ではなく、修正を必要とするテクニック動作とはならないが、シュートをうちこむこと
  • フィニッシュの段階でもプレイヤーに注意と本気度を促すこと
  • オフェンスアクションの展開とゾーンマーク
  • 4-3-3をオフェンスにもディフェンスにも教えること
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